
基本的に犬が吠えることは自然な行為で、コミュニケーションの一環です。愛犬が吠えるときには、理由があります。ここでは、吠えてしまう原因について見ていきましょう。
この記事の監修

愛犬との生活は15年以上。現在は10歳の黒柴、6歳のラブラドゥードルと暮らしています。
15歳まで生きた先住犬の介護で食事の大切さを痛感。試行錯誤した経験から愛犬との暮らしに役立つ情報を発信していきます。
相手に挨拶している
顔見知りの犬を見かけると、友達に挨拶するように「ワン」と吠えることがあります。 これは犬の一般的な行動で、吠え声で相手に挨拶をしている行動です。この吠える行動には深い意味はなく、特に興奮していないことや相手に向かって攻撃的な様子がないことが多いため、犬同士がすれ違う際にもトラブルにはなりにくいでしょう。
嬉しくて興奮している
相手の犬に近づきたい、遊びたいという気持ちから、愛犬が吠える場合があります。ただし、挨拶で吠える場合と異なるのは、吠えると同時に相手の犬に向かってぐいぐい引っ張る行動が見られることです。 これは元々興奮しやすい性格の犬によく見られ、テンションが高まり、はしゃいでいる状態です。 飼い主が主導権を握り、愛犬に指示を与え、勝手な行動を防ぐことが重要です。
怖くて威嚇をしている
向こうから近づいてくる犬に対して、威嚇するように吠えるときは、「怖い、これ以上近づいてほしくない」という気持ちが表れています。 特に警戒心が強い犬は、近づく犬に対して吠える傾向があります。 飼い主は愛犬に「相手の犬は怖くないし、怪しくない」という認識を育むことが重要です。愛犬が怖がっている場合は、叱らないようにし、理解と安心感を与えるよう心がけてください。 愛犬が威嚇している相手の犬に気づいた場合は、距離を取り、愛犬が吠えない距離を見つけるよう心がけましょう。
愛犬が散歩中に吠える際には、必ず何かしらの理由が存在します。愛犬が嬉しくて興奮している、恐怖心から威嚇しているなどが考えられます。そのためまずは愛犬の気持ちを理解し、冷静に対処することが不可欠です。 具体的なケースによりますが、どんな状況でも飼い主がリーダーとして主導権を握るよう努めましょう。また、吠えるのを単に止めるよりも、愛犬を落ち着かせる方が効果的です。